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まきのセレクト前夜 ほんとに結構前夜編&書き終えて

まきのセレクトでやっていることは、

もともと勤めていたドラッグストアでやれないか。

と思っていたことだった。


自分なりにドラッグストアでやれるよう動いたつもりだが、

やれなさそうだな。


じゃあ、自分でやろうか。


という流れでした。


店をやりたい。と人事の人に話してOKをもらう。


もともと病気になって治すために半日勤務にしてもらっていたが、

やりたいことができました。と。


ただ収入が全くなくなるのは困るので、

バイトでもいいので残してもらえませんか?と伝えたんだよね。


もうちょっと詳しく言うと、儲けるためにやりたい訳ではなくて、

病気になって得た知識でおすすめの商品を紹介したい。


知ってもらえる場所を作りたい。と伝えて。


だから仮に病気が治ってもフルタイムで復帰はできません。と。

バイヤーが嫌がっていることも伝えた。


で、よくOKしてもらえたよな。


もちろん辞める覚悟だったよ。


周りの人は、こいつぶざけんじゃねぇ。と思っていたかもしれない。


自分から他の人に言うべきことではないな。と思っていたけど、

忘年会で酔っぱらった上司が、こいつさぁって言っちゃって、

あれー、いいのかな。とは思った。


まぁそんな感じだったけど、そこまでしてくれる会社に対して

どんな気持ちになるかは分かるよね。


できる限りのことはやろう。と。


結果的には辞めたけど、最後の最後まで悩んでいたよ。

まだ会社にできることはあるんじゃないか。


今ある仕事で必要とされるならやり続けたい。とね。


自分なりにはギリギリまで考えたから、後悔は無い。


で、副業でまきのセレクトができる。


それから一気に自分が置きたい商品が取り扱えないか確認の連絡をした。


ほとんどの商品が取り扱いOKだったよ。


そういう気持ちを持った人に販売して欲しい。と言ってくれた人もいた。


個人で商品を作っている人ほど、やっぱり自分の商品に対する思いは強くて、

共感できる部分が多かった。


自分なりに1歩1歩進んで、ついにできた自分の店。


病気になって知った商品はスーパーには基本置いていないことが多い。

自然食品店にも置いていないようなものにしようとも思った。


そんな商品を置いて、なんでこの商品はこの価格になるのか。

スーパーの商品はなんで安いのか。


そんなことを知って欲しいな。と思ったり、

いいものが欲しいけど、どこで買えばいいんだろう。

そういったことを教えてくれる店ないかな。


って人に出会いたいな。と思っていた。


商品は自分がおすすめしたいものばかり。

でも価格は自分たちが買い続けられるものだけにしようと決めていた。


やっぱり日常で使い続けて欲しいからさ。


最初、営業は予約制だったんだよね。


自宅の玄関が売場で、予約制って、かなりハードル高いよな。


もともとの仕事も続けていたから、固定の営業日が作りづらいってこともあった。


あとは家族ででかける時間は基本減らさない。って、決めてたし。


最初はマルシェにも出ない。って言ってたな。


なんか祭りみたいな感じがしたんだよね。

本気じゃないように見えた。


営業は自分がやれる時だけ。


それでいいと思っていた。


それを面白いと思ってくれる人だっているんじゃないか。と。

お客さんを必要以上に大事にし過ぎなんじゃないか。と。

そんな店あってもいいじゃん。と。


誤解されるかもしれないけど、店とお客さんは対等だろ。と。


もちろん選んでもらって感謝の気持ちはあるけど、

だからと言ってお客様は神様ってのはね。


お客さんだってバカじゃないんだから、ちゃんと選ぶよ。

で、理由があって来てるんだからさ。


あとはモノを売るだけじゃなくて、こんな生き方で成り立つのか。

じゃあ、自分も何かできるかも。と思ってもらえたらいいな。とも思った。


店自体がメッセージになればいい。と。


だからスタッフさんがホームページのトップに、

生き方そのもの。って書いてくれたんだと思うよ。


これがやりたいこと。


自分ならこうやるを詰め込んだ場所。


まきのセレクト開店前はこんなとこで終わりかな。


俺なんでこんなこと書きだしたんだろう。

振り返って意味あんのかな。と書きながら思っていたこともあったけど、

今までのことは過去のこと。ってことを、はっきりさせたかったのかもしれない。


過去の自分と今の自分は違う。


まきのセレクトだって、始めた頃と今では変化がある。


あの時の自分で止まっている訳ではない。


ドラッグストアも辞めた。


大事な思い出もあるけど、生きているのは今。


今必要なことを見つけるために、過去を捨て去るくらいの気持ちがないと、

進めない状態になっているのかもしれない。


今そんなことを思っている。

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