もともと、何かをもらうというのが好きではないので、
誕生日や何かで家族からプレゼントをもらうことは少ない。
家族もそういうところを知っているので、
旅行に行ってお土産を買ってくれるとは思っていなかった。
お土産を買おうと、思い出してくれたことが、
もうプレゼントをもらっていると同じ気持ちです。
プレゼントをもらうのが好きではない理由が、自分の性格にある。
好き嫌いがはっきりしているというか、好みの範囲が、好きかそれ以外かで、
あまりに好きの範囲が小さ過ぎてプレゼントをもらっても使えないからだ。
自分の使うものが極端に少なく、ほぼ同じものを使う、
嫌いでなくても普通であれば使わない、などなどやっかいな性格だ。
さらに、せっかくもらったのに使わないなんて、と罪悪感も生まれるし、
文字通り、気持ちだけで十分です。といったところだ。
それで旅行から帰ってきて数日だった頃かな、
娘が自分に買ったものを出して、いいもの買ってきたねー、なんて話をしていたら
パパにもあると、少し不安げな感じで言ってくれた。
もうこの時点でだいぶ気を使わせてるよな。
きっとタイミングを見て、自分のを出し、
その後、俺へのプレゼントを出そうとしていたのだろう。
その時の、「えっ!?」という声は本気の、「えっ!?」だ。
わざわざごめんね的な社交辞令的な言葉ではない。
ほんとにびっくりした。
しかも買ってもらっているのに、気を使わせてしまってるし。
それでもらったのが、「ゆきお」というキャラクターのキーホルダーで、
月の顔をした胴体が青色の人のようなキャラクターで、
おなかに「願ってごらん」背中に「叶えるよ」と書かれている。
何か願ったらいいじゃん、と妻に言われたのだが、
とっさに出たのが、「妻が新しく始めようとしている仕事がうまくいくように」だ。
誰の願い事なんだ。
自分のだろ、みたいなツッコミがあり、
それでも、「家族3人が楽しく暮らせるように」が出てきた。
前のブログでも書いたように、今は風船が割れてしまったかのように、
やる気のようなものがどこかに行ってしまったような気分。
娘としたら、そんな俺のために買ってくれたのかもしれない。
それなのに違う日には、「俺なんかに願い事なんてねぇよ」ってことを
夫婦間で言っているので、さすがに自分でも最低だなと思う。
少し考えた今の気持ちは、願い事ができることが願いかなと思う。
最近、たまに胸が苦しくなる。
このまま終わってしまうような精神的なものなのかもしれない。
って話は、また別の機会に。
相変わらずBiSH聴いてます。
曲名はわからないけど、口ずさんでる自分がいる。